アンカーのビョルゲンが3位から逆転し、ノルウェーが2大会ぶりの頂点に立った。自身7個目の金メダルは冬季オリンピックで女子単独最多、通算メダル数も同国の英雄、バイアスロン男子のビョルンダーレンと並んで史上最多の13に。冬の女王は「前に進むことだけを考えた。自分でもびっくり」と喜んだ。

 これまで数々の金字塔を打ち立ててきた。新たな記録を目前にしても、37歳のベテランは「いつも次のレースのことしか考えていない」とほほ笑んだ。