2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗の弟善斗は五輪で自己最高の12位に入った。

 得意の前半ジャンプで104メートルと伸びずに8位スタート。後半距離で走力のあるルゼック(ドイツ)を追走。結局、引き離されたがしぶとく粘った。「選手としていいピーキングができているのは前回よりも感じる。それでもこの位置にいるというのはまだまだ足りない。ラージヒルはもう少し上を狙えるので切り替えたい」と前向きだった。