東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が辞意を固めたことが11日、関係者への取材で分かった。12日に開かれる組織委の理事や評議員による緊急会合で表明する見通し。後任の会長には日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)が就任する。
川淵氏はこれまで、自身のツイッターで東京五輪・パラリンピックについての見解を投稿してきた。主なものは以下の通り(全て原文まま)。
◆20年2月26日
“東京オリンピックパラリンピックの開催は待っても3ヶ月”という言い方は開催国開催都市に対するリスペクトに欠ける。
◆3月24日
オリンピックの一年延期が決まって何かホッとした。コロナウイルスがどこまで世界的な拡がりを見せるのか全く予断を許さない中でやむを得ない決定だったと思う。しかし選手、運営関係者の方々には延期に伴う多くの難問題が待ち受けている。競技によっては選手の再選考もあり得るだろうし中々難しい。
◆9月29日
オリンピック開催に向けて確信を持ったバッハ会長、森会長の発言は心強い。しかしリモート試合だけは絶対に避けなければならない。その状態での開催はなんの価値もない。そのためにもプロ野球、Jリーグ、Bリーグの観客動員が7月までに高位安定である必要がある。その意味でもベストを尽くしてほしい。
◆21年1月13日
世界でコロナ感染収束の見通しが立たない中で東京オリンピックをどう考えるか。一番重要な事は日本国民に安全安心を担保して開催できるか否かだ。プロ野球、Jリーグ、大相撲、Bリーグがそれを最低限保証する。海外の観客には防疫の為の制約を課す。最悪の場合日本人のみ。無観客は開催の意味がない。
◆1月15日
IOCがオリパラを強行開催しようとするのは高額な放送権料の為だとメディアはいう。仮にそうであっても日本社会に与えるポジティブな影響という視点から見てみよう。暗く陰鬱な社会を、十分なコロナ対策を講じた上でのオリパラの開催は人々に夢と勇気と希望と感動を与える唯一最大のイベントだと思う。
◆1月16日
感染拡大時にオリパラなんて以ての外と世間の8割の意見。オリパラの最終決定は私見だが3月末頃か。IOCの判断に日本は従う事になる。それまで選手は勿論オリパラ関係者は必死で準備しなければならない。中止は8割の人が納得し決行は2割の人が喜ぶ。その割合が増えない限り国を挙げての成功は難しい。
◆1月29日
既にオリパラ出場が決まっている選手や代表候補選手も含め四年に一度のオリパラ、しかも願ってもない東京開催。選手たちがどれほど開催を待ち望んでいるか、それを今の時点で口にすることが憚れるコロナパンデミック。この状況であるからこそ暖かい心で苦渋に満ちている選手たちにエールを送ってほしい。


