【ベルリン=山本幸史】26日の大会開幕を控え、前日練習前に日本チームが報道陣の取材に応じ、新田祐大(34=日本競輪選手会)が金メダル宣言した。

新田は男子チームスプリント、ケイリン、スプリントと日本勢最多の3種目に出場する。

昨年のケイリンでは銀メダルを獲得しており「去年は取れなかった金メダルを取りたい。昨年走って、積極的なレースをすれば体力的にも楽だと感じた。チームスプリントでは、持ちタイムを出せば世界でもメダルを取れる。自己ベストを出したい」と意気込んだ。

また、短距離を率いるブノワ・ヘッドコーチは「日本の強みは、五輪が日本で開催されること。それが選手の力になる。ここにいる選手は全員、五輪で通用する。まずは全種目でメダルを狙う。そのための準備はできている」と自信をみなぎらせていた。