【ヤクルト増居翔太】甲子園の光と影「8割9割は運」感謝と高校球児に伝えたいこと

夏の甲子園を沸かせたヤクルト増居翔太投手(26)。公立進学校の彦根東(滋賀)のエースとして17年夏、18年春に甲子園出場を果たし、強豪私学相手に立ち向かう姿が大きなインパクトを残しました。大学、社会人を経てプロ入りした今だからこそ高校球児に伝えたいメッセージとは-。ファームで汗を流す左腕に、現在地と“聖地”の思い出を聞きました。

プロ野球

★増居投手が語った主な内容

  • 球威アップへ 自問自答の末に着目したこと
  • 花巻東戦「人生が野球の方に傾いた」転機の裏に
  • 高校球児へのメッセージ 次に進みやすくするには

◆増居翔太(ますい・しょうた)2000年(平12)5月25日、滋賀県生まれ。彦根東時代は2年夏、3年春に甲子園出場。慶大では最多勝に2度輝くなど、リーグ戦で通算17勝をマーク。卒業後はトヨタ自動車へ進み、24年日本選手権でMVPを受賞。25年ドラフト4位でヤクルト入り。26年4月12日巨人戦でプロ初登板を果たした。173センチ、74キロ。左投げ左打ち。目標は最多勝。

ファームで練習を行うヤクルト増居翔太(撮影・水谷京裕)

ファームで練習を行うヤクルト増居翔太(撮影・水谷京裕)

真夏の戸田球場 淡々と課題に向き合う左腕

最高気温が32度にも達した7月9日の埼玉・戸田球場。午前中でも立っているだけで汗ばむような暑さ。セミの鳴き声も聞こえ、まさに夏の到来を感じさせる。そんな日でも増居は、淡々と己の課題に向き合った。

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2001年12月生まれ。千葉県千葉市出身。10年に地元球団のロッテが日本一になった瞬間をテレビで見たことがきっかけで、野球の面白さを知る。高校時代は、土日休みだった硬式テニス部に入部し、週末になると野球観戦に出かける日々を過ごしていた。
武蔵大社会学部メディア社会学科を経て、2024年4月に入社。夏の高校野球取材では東東京地区を担当。東東京代表の関東第一が甲子園でも決勝まで勝ち上がり(結果は準優勝)、胸が熱くなった。同年10月から野球部配属となり、遊軍として各球場を転々とした。
25年1月から巨人担当。趣味はドラマ鑑賞、神社仏閣巡りなど。好きな食べ物はラーメン(特に家系)。