【さよならプロ野球】もう1人の「巨人坂本勇人」 話題と厳しい現実…ブルペン捕手に

今年も親しんだチームのユニホームを脱いだ選手たちがいます。引退した人もいれば、海外に新たな道を見つけた人も。オフ恒例の「さよならプロ野球」を12球団ごとにお届けします。

第7回は巨人坂本勇人捕手(23)。

プロ野球

◆坂本勇人(さかもと・はやと)2002年(平14)4月15日、佐賀県唐津市生まれ。小3時に浜友少年野球クラブで野球を始め、浜玉中では投手兼捕手。唐津商では1年夏からベンチ入りして内野のレギュラーも、甲子園出場なし。20年育成ドラフト6位で巨人入団。177センチ、84キロ。右投げ右打ち。

 

 

6月26日、3軍戦のソフトバンク戦で。ここ3年は2軍戦にも出場することはなかった

6月26日、3軍戦のソフトバンク戦で。ここ3年は2軍戦にも出場することはなかった

「ジャイアンツでプレーできたことが財産」

11月下旬の川崎市・ジャイアンツ球場の室内練習場に甲高い音が鳴り響いていた。その音の正体は―。

今季まで巨人でプレーした坂本勇人さん(23)のミットから出る捕球音だった。今オフに戦力外通告を受けて、現役引退を決断。来季からはブルペン捕手としてチームを支える道を選んだ。

「現役生活は本当にいろんな人に恵まれました。いい環境で5年間やれたことは、本当に良かったなというのは思いますし。ジャイアンツのユニホームを着てプレーできたことがもう本当に自分にとっては財産でした」

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2001年12月生まれ。千葉県千葉市出身。10年に地元球団のロッテが日本一になった瞬間をテレビで見たことがきっかけで、野球の面白さを知る。高校時代は、土日休みだった硬式テニス部に入部し、週末になると野球観戦に出かける日々を過ごしていた。
武蔵大社会学部メディア社会学科を経て、2024年4月に入社。夏の高校野球取材では東東京地区を担当。東東京代表の関東第一が甲子園でも決勝まで勝ち上がり(結果は準優勝)、胸が熱くなった。同年10月から野球部配属となり、遊軍として各球場を転々とした。
25年1月から巨人担当。趣味はドラマ鑑賞、神社仏閣巡りなど。好きな食べ物はラーメン(特に家系)。