「どんどん歩けなくなりました」と、笑顔で苦しかった時期を振り返ったのは連仏康浩(41=岡山)だ。

2月末の奈良初日に落車したが、2日目の準決勝で3着。惜しくも決勝進出を逃して悔しがっていると、体に異変が起こっていた。「腰に違和感が出てきて最終日を欠場。その後、病院や治療院に行ったけど、行けば行くほど状態が悪化。最後は全く歩くことができなくなった」。精密検査の結果、重度のヘルニアだった。

「その後も本当に大変でしたよ」。短期間での復帰を考えて局所麻酔で手術を行ったが効果なし。結局は復帰まで時間のかかる全身麻酔で再手術。5カ月で実戦には戻れたが「痛みはなくなったけど、神経を削っているから足への伝達が悪い」と不満そう。それでも「少しずつは良くなっているし、そろそろ1、2着が欲しくなってきた」とにやり。

初日5Rは本来、得意とする単騎戦。そろそろ車券に貢献にしてもいい頃だ。