今日から昼夜連続でG3が開催される。G1寛仁親王牌前なので実力的にはF1の9車立てと考えた方がよさそうだ。ただ、自分の戦法が確立されていない選手が多く、ファンが付きバテしないかが気になるところだ。
特選は、G1の常連入りを目指す選手が多く、ここを飛躍の足掛かりにできるかが焦点になる。その中で、注目したいのが中部の先頭を担う志田龍星だ。3月の大垣協賛G3を優勝した後、一進一退の攻防が続いているが、レース内容は決して悪くない。むしろ、あと1歩で勝ち上がれたレースも多い。
直前の富山F1は運が悪く決勝には乗れていないが、勝負どころの判断力は悪くなかった。その前の福井G2共同通信社杯2日目、「ネガティブレーサー」らしからぬ走りを見せた。前受けした北日本勢(桜井祐太郎-小原佑太)に突っ張られた後の志田の動きが「プロの競輪選手になった」ことを感じた。たたけなかったが、迷うことなくアウトで小原と並走したのだ。これまでの淡泊代表のイメージが一変した。結果はいっぱいになって8着に終わったものの、すぐあきらめない姿勢を見せた。公営競技はファンが賭けたお金で成り立つ世界。たとえ負けても、賭けてくれたファンが納得できる走りを見せてこそがプロだ。彼は確かにその階段を上っている。
この開催は志田がシリーズリーダーとなる。特選12Rでは東の核となる吉田有希に存在感を示したい。レース内容で勝てればシリーズの主導権は握れる。(日刊スポーツ評論家)























