井上一輝(30=大阪)が、好機を逃さずに、20年9月のびわこヤングダービー以来、2度目のG1優出を決めた。準優12R、末永由楽の2コース先攻めを、3コースから素早くまくり差した。「展開一本です」と目尻を下げた。「行き足、ターン回りは上位クラス」と納得の実戦足に仕上がった。
自らに課したノルマも、ひとつ乗り越えた。「ここで優出しないといけないプレッシャーで臨んで、まずはクリアできました」。それでも安堵(あんど)感は一切なし。すぐに「優勝だけを目指していきたい」と言い切った。
優勝戦は3枠。「スローなので伸び一本にはしない。まくり差し、まくりが行けるように。スタート勘は合ってます」。ターン巧者がずらりとそろうが、G1初制覇へ、気迫をレースに注ぎ込む。





















