佐々木龍(34=神奈川)がアゲアゲのテンションで今節を迎えた。競走得点112・65はメンバーでトップ。「112点は自己最高だと思います。今はいい流れや、展開がかみあっている。これを崩さないように。こつこつやってきたし、これからもその思いで」と、あくまで謙虚に今の思いを明かした。

7日の南関地区プロ(川崎)は団体追い抜き、エリミネーションに挑み、いずれも優勝した。ともに長距離種目とあって「ひたすら長い距離を踏んだので。疲れが」と調整不足の様子だが、その表情は充実感に満ちている。前検入りした際には左手に木製バットを携えていた。「バットは、親しくさせていただいている後藤武敏さん(西武、DeNAで活躍、現楽天コーチ)に頂いたもの。体をほぐす際にいい。後藤さんは競輪好きで、自分のレースを見てくれている」。

「後藤さんのひと振りはすごかった」。現役時代の豪打を懐かしみながら、こちらはさばきと伸びで魅了する構え。主役級の走りが期待される。