福田拓也(34=栃木)が描いた逆襲のシナリオが完成に近づいている。

18年のA級陥落から、けがの影響もあって徐々にやる気を失っていった。23年にはチャレンジ戦に降格。このまま終わっていくかに思われた。「チャレンジになって、気が付いたら点数が68点台にまで落ちていた。眠れない日々が続いて、このままじゃまずいと思いました」。

長島大介に誘ってもらい、練習量を大幅に増やすと、みるみる成績も上昇気流に乗った。昨年は前期6勝が、後半になると14勝を荒稼ぎした。「勝てるようになってレースが楽しいし、気持ちを入れて走れている」。胸に秘めていた8年ぶりのS級復帰という目標が、いよいよ現実味を帯びてきた。

新年一発目の予選1Rは、自力基本の総力戦で好スタートを切る。