日本(FIFAランキング17位)がニュージーランド(同86位)に競り勝ち、15年ぶり12度目の優勝を飾った。
日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(81)は、格下相手でも確実に白星を飾った日本を評価しつつ、森保一監督(58)が最後の指揮となる来年1月のアジア杯に向け「これで優勝できると錯覚しては困る」と、釘を刺した。
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今夏のW杯で、僕は「日本の優勝は、このままじゃ一生無理」と言ったけど、ニュージーランドのように引いて守る相手に苦労しながらも、日本が「勝って当たり前」というレベルには来ているのは認める。
だけど、ボールはきれいに回せるけど、なかなか効果的に攻められないね。若手もプレー時間が少なく、アピール不足。4バックでやったけど、相手が格下だからできたんだ。
だって、対等や格上だと3バックが事実上の5バックになって、ウィングに回る堂安は、あんなに攻撃できないものね。
結局は苦戦し、最後はお決まりのW杯メンバーを投入し、試合を動かして勝った。アジア杯の予行演習になっていればいいけど、これで優勝できると錯覚しては困る。
アジア大会でU-21代表を指揮した大岩監督が、スタンド観戦していた。次期監督なんだから、ベンチに入ればいいのにね。あれじゃ、観客や解説者と同じ目線。勉強にはならないよ。
森保監督にとっては国内最後の采配だった。これは日本協会が功労者に対し、花道をつくったものだ。最後のアジア杯では、森保監督自身が大仕事を成し遂げないといけない。
当たり前だけど、キリン杯の優勝より、アジアの頂点に立つ方が何倍も難しいんだからね。(日刊スポーツ評論家)




