静岡市内で合宿中のU-23(23歳以下)日本代表候補のDF植田直通(21=鹿島)が、FWネイマール(バルセロナ)との対戦を熱望した。五輪の組み合わせ抽選は日本時間14日深夜行われる。日本は開催国ブラジルなどと同じ第1シード。主力の植田は、決勝トーナメントでブラジルのネイマールとの対決に思いをはせた。同代表候補は今日13日、J2清水と練習試合を行い、合宿を打ち上げる。
守備の要として1月の五輪アジア最終予選優勝に貢献した植田は、五輪の1次リーグで“死の組”に入ることを歓迎した。「どうせやるなら厳しい相手とやりたい。強いところとやらないと得られないものもあるし、そこに勝たないと優勝できないので。最初から(強豪と)やってつぶしたい」と強気な姿勢を見せた。
決勝トーナメントに進出すれば、FWネイマールの出場が注目されるブラジルと対戦する可能性がある。「(ネイマールと)やってみたいという気持ちが一番強い」と、68年メキシコ大会以来となるメダルへの道をイメージした。
鹿島では今季、リーグ全6試合にフル出場している。1月の五輪アジア最終予選で屈強な相手と対戦したことで、落ち着きと視野の広がりを得たと自負する。鹿島ではリーグ最少の3失点に抑えているが「自分では、3失点もしているという感じ。まだまだ、改善点がある」とどん欲だ。
センターバックは植田、川崎FのDF奈良と神戸DF岩波の争いが激化している。「僕自身もいい刺激を受けている。ここに選ばれるためにもチームでしっかり結果を残したい」と、五輪のメダルへ突き進む覚悟だ。【岩田千代巳】

