【西武横田蒼和】「やっぱりバッティングでずばぬけていかないと」日々進化する原石

WBC戦士でもある中日高橋宏から本塁打をかっ飛ばした高卒ルーキーがいます。昨秋ドラフト5位、西武の横田蒼和内野手(18=山村学園)はその1発を含め、すでに2軍で3本塁打と力を見せています。篠原響投手(19)ら若手投手の好素材が球界で話題の西武で、打者の原石も負けてはいません。

プロ野球

★横田蒼和が語った主な内容

  • WBC戦士・高橋宏から放った本塁打の舞台裏
  • 理想像は吉田正尚 そして埼玉球界のスターへの思い
  • 「1軍でプロ初ヒット」今季中に訪れるかもしれないチャンス

◆横田蒼和(よこた・そうわ)2007年(平19)10月24日、埼玉県東松山市生まれ。小学1年から野球を始める。6年時にライオンズジュニア入り。松山中時代は行田シニア所属。山村学園では1年春からレギュラーとなり、2年から投手兼内野手としてプレー。3年夏は県大会準決勝で敗れ、高校3年で甲子園出場はなし。25年ドラフト5位で西武入団。180センチ、87キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸700万円。

打撃練習する横田蒼和(撮影・鈴木みどり)=2026年3月

打撃練習する横田蒼和(撮影・鈴木みどり)=2026年3月

母校の敗退を見つめた翌日「気持ちの部分で変わるんだな」

取材の前日、母校の山村学園(埼玉)が埼玉大会準決勝進出を目前までたぐり寄せ、最後は力尽きた。

「ダイジェストだけ見ました。最後はやっぱ、気持ちの部分で変わるんだなっていうのをすごく感じました。チャンスを全然作れなかったのに、最後の攻撃で満塁を作ってたんで。高校野球特有の緊張感だったりもあると思うので」

高校時代は大型ショートとして注目されながら、マウンドでも熱投を続けていた。そんな18歳が青春の涙から1年もたたないうちに、球界をざわつかせた。6月14日のことだった。2軍戦ながら、中日高橋宏の153キロを引っ張っての本塁打にしてみせた。

「すごくいい投手なので、なんか、その投手から絶対に1本打ちたいなって、あの日は思ってました。あの時はもう、まっすぐ一本に絞ってました。強く振り抜いた打球が入ってくれたので、本当にうれしかったです」

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。