W杯予選の集中開催案は協議中、田嶋幸三会長が強調

国際サッカー連盟(FIFA)の理事も務める日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が23日、オンライン上で報道陣の取材に応じた。

新型コロナウイルスの影響により、22年ワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた大陸予選が延期となっている。18日に開催されたFIFA総会後の記者会見では、FIFAのインファンティノ会長が22年W杯カタール大会の大陸予選の方式をホームアンドアウェー方式から1会場での集中開催にする案など、変更する可能性について言及していた。総会に出席した田嶋会長は「セントラル方式でやるのは、決まったわけではありません。今欧州で(感染者が)増えている状況でもありい、初めからセントラルでやるといっているわけではないと、誤解のないようにお伝えします」と、協議中であることを強調した。

FIFA総会では、代表活動が可能な来年の国際Aマッチ期間(IMD)と再来年の1月と3月のIMDで、予選の日程は消化できると説明があったという。ただ新型コロナの感染状況は世界的に刻一刻と変化し、出入国時の規制なども国によって異なるため、状況を注視しながら検討を重ねて最終決定の運びとなる。

ACLについては、11月15日にマレーシアで横浜、神戸、東京が出場する東地区が開催される予定だったが、12月13日まで変更することがアジアサッカー連盟(AFC)から発表されている。FIFA総会では議題に挙がらなかったそうだが、田嶋会長は新たな開催地の打診が各国にされていると説明。「今、日本でできる状況ではない。(日本の)現状の新型コロナウイルス対策のルールにのっとると手を挙げて『やります』という状況じゃない。どこが手を挙げるか分かりません。(手を挙げる国が)出てきて初めてできるのかもしれないし、どこも出てこなかったらどうなるかは、まだ議論していない」と話した。