日本(B組2位)がイラク(C組1位)に完勝し、今年7月開幕のパリ五輪(オリンピック)出場を決めた。8大会連続12度目。アジア最終予選(3・5枠)を兼ねた大会の、勝てば切符が確定するセミファイナルを制して、決勝に駒を進めた。
アジア2位以上が確定してパリ切符をつかんだ日本は、これで五輪本大会の1次リーグでC組かD組に入ることが決まった。5月3日(日本時間4日午前0時30分)からの決勝ウズベキスタン戦に勝てば、アジア1位(AFC1)となり、D組でパラグアイ、マリ、イスラエルと同組に。敗れて準優勝だった場合はアジア2位(AFC2)としてC組に入り、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国と同居する。
スペインは優勝候補の筆頭格。バルセロナのMFガビ(19)やFWヤマル(16)ら、23歳以下どころか、さらに若い28年ロサンゼルス五輪世代の選手が世界トップクラスのリーグで活躍している。前回21年の東京五輪でも対戦し、準決勝で敗れた際の主力MFペドリ(21)も出場資格がある。
アジアの頂点に立つ目標を達成することで、五輪初戦でスペインと対戦することは避けたいところか。
東京五輪では準決勝で0-1。延長戦の末、オーバーエージ(OA)枠のFWマルコ・アセンシオに決勝点を奪われた。反対に12年ロンドン五輪では初戦で対戦し、勢いに乗った。FW大津祐樹のゴールを守り抜いて1-0。弾みをつけて4強まで駆け上がった。
【パリ五輪サッカー男子1次リーグ組み合わせ(全16チーム)】
▼A組 フランス、米国、アフリカ4位ギニアとアジア4位(イラクかインドネシア)の大陸間プレーオフ(5月9日、パリ近郊)勝者、ニュージーランド
▼B組 アルゼンチン、モロッコ、アジア3位、ウクライナ
▼C組 アジア2位、スペイン、エジプト、ドミニカ共和国
▼D組 アジア1位、パラグアイ、マリ、イスラエル
この日は前半、FW細谷真大(22=柏レイソル)とMF荒木遼太郎(22=FC東京)が得点を奪い、守ってはGK小久保玲央ブライアン(23=ベンフィカ)とDF陣を中心に完封。今大会一番の出来でパリ行きを決めた。

