FC東京がセレス・ネグロス(フィリピン)を2-0で下し、ACL本戦出場を決めた。

後半3分、DF室屋成がペナルティーエリア内でアダイウトンが競り合ったこぼれ球にいち早く反応し、右足でゴール右上へ。GKの手に当たったボールはそのままゴールへ吸い込まれ、先制点を挙げた。終了間際にはピンチを迎えたものの、クリアボールを中盤で拾ったアダイウトンがドリブルで猛然と前進。飛び出してきたGKの頭上を抜く鮮やかなループシュートを44分に決め、試合を決定づけた。

▽DF室屋成「寒すぎてやばいんですけど、なんとか決められて良かったです。ボールもなかなか進まない中で、どうやって点を決めようかなってチームとしても思っていました。その中でも全員でハードワークした気持ちで得点を決められて良かったです。ゴールの枠に飛ばしたら何かが起こるかなと思っていた。気持ちで押し込んだ」

○…日本協会の田嶋会長が東京-セレス・ネグロス戦を視察した。2月にはACL本大会が開幕するが、中国で新型肺炎が猛威を振るっている。AFCと対応策を協議しているといい「今後の広がり具合によっても、大きく影響する。人々の健康と安全が最優先」と話した。