浦和レッズのMF笹修大(20)が、公式戦では9年ぶりとなる「さいたまダービー」で、プロ公式戦初得点を挙げ、4回戦進出に貢献した。後半15分、右CKに頭で合わせて均衡を破り「当てた瞬間のインパクトはすごく良いものがあった。キーパーも絶対触らないでくれと思いながら、喜びましたね」と振り返った。
練習で磨いてきた形が実った。「今週含めて練習で常にそこを狙っていた」とゴール前に飛び込んだ。キッカーを務めたMF渡邊凌磨(30)も「何回かあそこで練習していたし、狙い通り決めてくれて良かったです」とうなずいた。
平日午後6時のキックオフにもかかわらず、チケットは発売開始から約1時間で完売。11956人が詰めかけ、先発メンバーの発表から両サポーターが互いにブーイングを浴びせた。浦和側からは「J2大宮!」のコールも響き、ダービーの熱気に包まれた。
笹も「アップから本当にすごい応援で、絶対負けられないんだなというのはひしひしと感じていた」。今治FC時代もNACK5のピッチに立ったが、「その時の空気感とは本当にまったく違う」と実感。特別な一戦での勝利を「勝てたのはすごく大きかった」と受け止めた。
見据えるのは28年ロサンゼルス五輪。「そこに向けてしっかりチームで結果を残すことが一番。常にそこはぶらさずに、今日満足しないでやっていきたい」とさらなる成長を誓った。



