セレッソ大阪がJ3鹿児島ユナイテッドを下し、4回戦に進出した。
今季無敗でJ3首位を走る鹿児島に対し、思うように進められない時間帯もあったC大阪をMF香川真司(37)が多くの場面で救った。
「カテゴリーは2つ下になるけど、J3で負けなしと知っていたし、それを感じるぐらいすごく組織的で非常にいいチームだった。客観的に見たら絶対勝たなきゃいけないのは当然だけど、素晴らしいチームだったし、簡単に勝てる相手じゃないなっていうのはすぐに気付いた」と振り返るように、苦しみながらの戦いとなった。
相手のプレスを受けたチームメートから香川には厳しい状態でボールを預けられる場面も多かった。それでも繊細なタッチで相手をかわし、状況を良くしてから味方に届けるプレーで一気に打開するなど、さすがのプレー。「あそこで奪われたら失点につながる。危ないシーンが何本かあって(自分への)“はめパス”みたいなのもありましたけど(笑い)、自分の技術としてすごく大きな自信を持っているところでもあるので」と、涼しい顔で振り返った。
追加点がなかなか奪えない中での後半35分には、セットプレーの流れからゴール前に浮き球のラストパスを送り、MF阪田澪哉(22)のヘディング弾をアシスト。「澪哉がタイミング良く走ってくれた。彼にとっても大きなゴールになったと思う」とお膳立てした場面を喜んだ。
9月24日ウルグアイ戦から、10月5日ニュージーランド戦までの4連戦を戦った日本代表にも言及。欧州から日本に帰ってきて戦う代表戦を「やっぱり(ファンの)愛を受けられるのは大きい」と貴重な場になるとし、「クラブでうまくいかなかったり結果が出ない時に、代表で流れが変わることは非常にある。代表っていうのは常に新鮮だし、うまく切り替えられたりする。もちろん移動は大変だけど、それ以上に大きなものを得られる場所」と表現し、特別なものであるとした。
森保一監督(58)のラスト指揮となる来年1月に向けた日本代表には「アジアカップというのは1つの大きな目標だし、森保さんが最後ということで、選手のモチベーションも高いものがあると思う。難しい時期ではあると思うけど、けがなくやって欲しいなと思います」とエールを送った。



