清水エスパルスは、ホームでガンバ大阪に2-2で引き分けた。前半、DF本多勇喜(35)の移籍後初得点となる先制点などで2点を奪取。試合を優位に進めたが、終盤で状況が暗転した。後半39分に1点差とされ、同追加タイムには同点弾を献上。J1では14年以来、12年ぶりとなるリーグ4連勝を逃した。21日の次節は、ホームで町田と対戦する。

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ほぼ手中に収めていた4連勝が、ラスト1プレーで消えた。清水が1点をリードして迎えた後半追加タイム5分だった。浮き球をゴール前に放り込まれると、G大阪FWイッサム・ジェバリ(34)に反転されネットを揺らされた。直後に終了の笛。吉田孝行監督(49)は「最後も守り切らないといけないし、3点目を狙うなら仕留めないといけない。自分たちの甘さ。本当にもったいない試合だった」と唇をかみ、選手も敗者のように肩を落とした。

前半9分、右CKにDF本多が反応。相手の上から頭でたたき込んだ。神戸から完全移籍で加入後、清水初ゴールに本拠地が沸いた。前節アウェー水戸戦(2○1)で今季初めて得点が生まれたセットプレーから、この日も先手を取る。同42分には、MF松崎快(28)の狙い澄ました左足ミドルで追加点を奪った。

指揮官も「前半は攻守ともに良かった」と振り返るなど、勝ち点3に向けて順調に時計の針を進めたが、最後の最後に踏ん張り切れなかった。本多は「(得点は)うれしかった。ただ、本当に勝ちきることだけを意識していた。引き分けに終わって悔しい」と厳しい表情で話した。

痛恨のドローとなったが、これで4戦負けなし(3勝1分け)。再びホームで迎える次節町田戦までの準備期間は中3日と、下を向いている暇もない。本多は「体をリカバリーして、全力で戦えるようにやっていきたい。チーム全員で戦う姿勢を見せて勝ちたい」と顔を上げた。【前田和哉】