日体大が渡辺駅伝監督解任「学生指導の適性欠ける」

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日体大は12日、陸上部の渡辺正昭駅伝監督(55)が部員に暴力行為などのパワーハラスメントを行っていたとして、11日付で同監督を解任したと発表した。

日体大は9月4日から7日までの4日間、学生支援センター所属の教職員が個別に駅伝部員5人及び元部員1人から、学友会所属の教員が渡辺監督から聴取を行ったところ、暴力行為や言葉の暴力が複数報告された。渡辺監督自身はこういう行為が体罰やパワーハラスメントに該当するとの認識がなかったという。

渡辺監督から辞任の申し入れがあったが、大学側は「学生指導の適性欠ける」として解任処分とした。

日体大は70回連続で箱根駅伝に出場しており、昨季は総合4位の伝統校。そして学生3大駅伝の初戦、10月8日の出雲駅伝まで1か月を切る中、後任監督も不在という事態に陥った。

日体大OBの渡辺監督は愛知・豊川工高の監督を務め、男子を2011年まで14年連続で全国高校駅伝出場に導いた。しかし13年に部員への体罰問題が問題となり退任。2015年3月に日体大の駅伝監督に就任していた。

暴力、パワハラ騒動に揺れる体操協会の副会長も務める日体大の具志堅幸司学長は同日にコメントを発表。お詫びの言葉とともに「誠に残念ながら、報道にあるように、暴力行為等の事実が認定されました。これを受け、学友会では、所定の手続きに則り、当該監督には厳正に対処したところです。このような過ちを繰り返さないためにも、学友会において、更なる徹底を求めるとともに、本学教職員・学生に対して、継続して暴力行為等(体罰・ハラスメント等不適切な言動)禁止を啓発すべく、その研修に努めます」などと記した。

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