どーもです。ヨネックスのニューモデル「EZONE GT」シリーズですが、今日紹介するのはFWです。先代は1モデルのみでしたが、ニューシリーズでは2モデルをラインアップ。見た目ではウエートの位置が違うので、3Dが浅重心、3Hが深重心モデルだと思います。その辺の確認も含め、まずは3Dからいってみましょう。


まずは見た目から。


浅重心というだけあって、ウエートがフェース後部に配置されていますよね。先代はソール後部の深重心タイプのみでした。

フェースはセミディープ。先代よりも中央部の厚みが気持ち確保された感じで、形状的にも丸みを帯びていたように見えました。斜めのフェースミゾは健在です!!

ボディはシャロー気味かな。先代はかなりの出っ歯でしたが、今作はそこまで感じませんでした。

後ろ姿です。ドライバーで確保された厚みは、FWにはありませんでした。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積はやや小振りかな。ヘッド体積が先代よりも23cm3小さくなっているので、これは想定の範囲内かな。フェース面の丸いところがややネック側に寄っていましたが、これは浅重心だとどうしてもつかまらなくなるので、よりつかまりを意識してですかね。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「RK-03GT」Sフレックス装着モデルの3D。スペックは、ロフト角14.5度、ライ角58度、長さ43.25インチ、総重量316g、バランスD1。ヘッド体積150cm3。シャフトスペックは、重量63g、トルク3.4、先中調子。


持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。でもグリップは、太め好きなボクが許せる範囲。シャフトを手でしならせてみると、ドライバー同様やや柔らかめかな。しなりポイントは真ん中よりもやや先辺り。ワッグルしてみると、ドライバー同様ヘッドがやや動くイメージですが、素振りしてみるとワッグルで想像したほどのしなり感はなく、気持ちシャープに振り切れそうなイメージでした。


実際に打ってみると、浅重心モデルということ若干尻込みしましたが、ボクがイメージしていた浅重心モデルよりは扱いやすさがありました。球は普通に上がるし、スピン量もごく普通に確保されていました。ただし、打点がバレける傾向のあるボクには、気持ちシビアかなという印象もありました。芯を外した感覚だと弾道も気持ち変わっていたように見えました。データ的に差が出やすかったのが、スピン量ですかね。深重心に対する浅重心のデメリットはやはりミスヒットの寛容性でしょうね。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS43.0m/s、初速59.6m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量2937.8rpm、サイドスピン-227.1rpm、飛距離235.2y

【ベスト】

HS43.2m/s、初速59.9m/s、打ち出し角15.6度、バックスピン量2777.5rpm、サイドスピン-39.7rpm、飛距離238.8y


打感はソリッド系。ドライバーほどマイルド感はなく、弾き感とマイルド感がちょうど半々イメージ。音はドライバーよりも気持ち高め。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高弾道。浅重心モデルをうたっていますが、球はしっかり上がります。弾道を見る限り、スピン量もそこそこ確保されている感じ。浅重心モデルを掲げていますが、その対象となるのはあくまでも同シリーズの3Hに対してかもしれませんね。


出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートですが、シビアにみればドローもフェードも出ました。これはボクの打点がバラけるといこともあると思いますが、浅重心はミスヒットの寛容性がやや低いことも影響していると思います。


シャフトフィーリングおよび振り感ですが、これはドライバーとほぼ同じような雰囲気。メーカーがうたう通りの先中調子系の動きで、切り返しからダウンにかけてややヘッドが加速するイメージです。しなり感はしっかり感じられますが、ドライバーよりもやや少なめかな。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。浅重心モデルを先に打ってしまいましたが、おそらく浅重心としている比較対象は同シリーズ3Hで、一般的な浅重心モデルほどシビアさは感じませんでした。というわけで、ある意味紹介する順番を間違えたかもしれませんが、おそらくこの3Dは3Hよりもややヒッター向けテーストかと思います。その辺の比較は明日、まとめたいと思います。

<ヨネックス「EZONE GT 3D」FW>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9.5▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:8

■ヘッド:ボディ=SUS630ステンレススチール、フェース=マイティマレージング、クラウン=高強度カーボン、ウエートビス=タングステン合金

■ロフトバリエーション:3D=14.5度、3H=15度、5W=18度、7W=21度

■シャフト(重量/トルク/調子):「RK-03GT」(S=63g/3.4、SR=58g/3.9、R=51g/4.5/先中調子)

■価格:各1本4万1800円 ※税込み

■発売予定日:2021年3月11日