どーもです。Gravity「WACWAC-7」と「WAC LS-01」ドライバーを試打出来ました。まずは「WACWAC-7」ですが、BSテレビ東京「ゴルフ侍、見参!」で芹沢大介プロが使用しているのを見て、「えっ、ワクチンのドライバーなんてあるの?」となり、とあるルートから試打クラブをお借りして打ってみたところ、どえりゃ~飛距離をマークしました。興奮して思わずfacebookにアップしてしまったほどです。興奮気味ですが、冷静にレポしたいと思います。
まずは見た目から。
シンプルなデザインですね。411cm3と小振りには見えませんでした。
フェースですが、やや異型かな。ボリュームゾーンがトウ側に寄っているので、シャローにも、セミディープにも、どちらにも見えたりします。
ボディはシャロー気味のミドルバックでした。
後ろ姿です。ヘッド後部はウォールとなっていて、そこにはウエートが配置されています。間違いなく深重心を意識していると思いますが、まあ、低重心にも寄与しているでしょうね。
構えてみるとこんな感じ。やや小振りには見えますが、正直411cm3とは思いもしませんでした。丸みを帯びた形状が特徴的かな。
今回試打したのはGravity「WACCINE compo GR451」SRシャフト装着モデルのスタンダードポジション。スペックは、ロフト角11度、ライ角62度、長さ47インチ、総重量286.5g、バランス0.4。ヘッド体積411cm3。シャフトスペックは。重量46g、トルク7.0。先中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールを使用。
持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも気持ち細めにも感じましたが、これはボクが太めが好きだからかもしれません。試打時に、それほど長さが気になりませんでしたが、後に計測数値を確認してみると「そんな長さだったのね…」といった感じでした。なお、計測は60度法です。シャフトを手でしならせてみると、ボク的にはフレックス表示通りの印象でした。しなりポイントは真ん中よりもやや先あたり。ワッグルしてみると、まず気になったのは手元の柔らかさ。久し振りにグリップした右手あたりに柔らかさを感じましたね。でも、ヘッドが動くのは結構シャフトの先あたりからだったりします。素振りしてみると、ムチのようにしなりそうな雰囲気で、でヘッドが加速してくれそうな印象でした。
実際に打ってみると、いきなり1発目からバチコーン!! めっちゃ高弾道のほぼストレートで、奥のネット230y表示よりもかなり上部に突き刺さるウソみたいな弾道に、打ったボク自身が「へっ!?」となってしまいました。スカイトラックの1球目ですが、な、なんと
257.8y!!!!
今年これまでに打ったモデルの最長飛距離は、テーラーメイド「ステルス」ドライバーの258.6yですが、それに迫る勢いでした。2球目ですが、これ、実は「ちょっと薄かった!!」と思った当たりでしたが、それでも255.2y!! 心の中では「なんじゃこりゃ!?」でした。結局、3球とも255yオーバー。「めっちゃ飛ぶやん!!」と思って、動画を撮ってみると、な、なんと、
今年ここまでの最長記録262.0yをマークしちゃいました!
例の病気以降は加齢も加わって飛距離ダウン傾向でしたが、そんなボクでもこの距離をマークできるモデルでした。実際のコースでボクの平均飛距離は曲がりも、打ち下ろしも含めて235yほど。250y越えでも興奮しちゃうのに、今年どころか、ここ数年でもベスト飛距離ですからね。そりゃ~てんやわんやですわ~!!!!
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS44.3m/s、初速64.1m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量2993.9rpm、サイドスピン-293.5rpm、飛距離256.7y
【ベスト】
HS44.2m/s、初速64.0m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量2975.9rpm、サイドスピン-42.5rpm、飛距離257.8y
打感はマイルド。分厚いインパクトが印象的でした。音はいい感じの中・高音系でした。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラック弾道データはこちら
弾道的には、文句なしの高弾道。とにかく、初速が速い印象で打ち出し角がいきなりドーンと高く、おまけにヨレ感がなくいい感じのほぼストレートから軽いドロー系を味わえます。スピン量もほぼ適性だと思いますが、「ちょっとカットに入ったかも?」と思うと3000rpmを越えることもありました。それでも、飛距離が変わらないから不思議でした。
出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートからいい感じのドロー系。ある意味長尺で、シャフトもやや柔らかめの印象でしたが、そのわりには振り遅れる気配がなく、イメージ通りに戻ってくれる印象でした。
シャフトフィーリングと振り感は、後日「WAC LS-01」のシャフトとともに改めて書きますが、ムチのようなしなり感でしたね。ボク的には、そのしなりがボクのスイングとマッチしている感じ。結構インパクトに向かってヘッドが走る感じもありましたは、この動きが高い打ち出し角を実現していると思います。
今回ボクが打った限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。重量的に軽いので、振れてしまうとうこともあるかもしれませんが、おそらくこのヘッドとシャフトのマッチングがヘッドスピードを上げているのではないかと思います。切り返しで力まず、自然にヘッドを落として、あとはインパクトを意識せずにしっかりフォローまで振り切れれば、飛距離アップが望めそうな気配でした。そう意味では、オートマチック系です。腐れフッカーのボクが打って、この程度の曲がり幅というのも好印象。かといって、つかまらないとか、重心距離が長めとかでもなく、むしろつかまりはいい方の印象でした。これ、実際に打ってみたら、結構な確率で飛距離アップしちゃうかも…
<Gravity「WACWAC-7」ドライバー>
■KAZ'sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=6-4チタン、フェース=DAT555、クラウン=カーボン
■価格:ヘッド単体6万円(税別)
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