リオデジャネイロ五輪出場を目標にする大山志保(38=大和ハウス工業)が、通算4アンダー140で首位に3打差の3位につけた。第1ラウンドの残り3ホールを1バーディー、ノーボギーで回って30位とし、第2ラウンドで67とチャージした。
大山は第1ラウンドの最終18番でグリーン手前から見事なチップインバーディー。「今日はいいことあるなと思った」。その予感通りに、この日は計21ホールで6バーディーを量産。第2ラウンドの16番パー5で6メートルのバーディーパットを沈めると、左手を挙げてトレードマークの力強いガッツポーズを披露した。
「気持ちのコントロールがうまくできている」と好調の一因を明かす。「パットでもガツガツしない」。バーディーパットを入れたい気持ちが強すぎると、打ちすぎてしまう傾向を警戒し、自分のストロークに集中したという。2メートルのバーディーチャンスを外しても「普段なら『何やってるんだ』と責めるけど、今日は『パーだからいい』と」ミスを引きずらないのも奏功した。
以前からリオ五輪出場への意欲を前面に押し出していた。実際に昨年末時点の世界ランクは36位で日本選手1番手だった。それが現在は42位で、36位の宮里美香、41位野村敏京に次ぐ3番手になった。「世界ランクは意識してます。毎週チェックもしています」。7月11日時点の上位2人が日本代表になる予定。「一喜一憂はしません。夏までにググッと行ければ」と06年賞金女王らしい落ち着きも見せつつ、「もちろん早く勝てれば、それに越したことはありませんね」。米ツアー勢に対抗するには日本で勝ち星が必要になる。
来週は出身地宮崎県でのアクサ・レディースが控え、勢いもつけたい。今季からドライバーを新調し、飛距離も10ヤード以上伸び、本コースで行われた13年大会に比べ「楽に回れている」と心強い。最終日に向けて「自分の気持ちをコントロールして」。闘志は胸に秘め、優勝を目指す。【岡田美奈】

