【金子真仁の獅子担日記16】あまり緊張しなかった 見ているだけで緊張する本番は秋

西武がセ・パ交流戦21度目にして初めての優勝―。18試合での順位付けではありますが、2年前からの「初タイトル」と思えばめでたいことです。さぁ、リーグ戦再開へ。月3回の獅子担日記、6月中編です。

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■6月12日(金)

「あれ、久しぶり」と朝一番である人に言われた。午前10時、2軍のカーミニークフィールドへ。割と2軍の様子はチェックしているものの、1軍の遠征が続くとなかなか2軍の現場には足を運べない。

ふらふら歩く。「アメリカ行ってましたね」「また歩いてましたね、甲子園」。選手も関係者もSNSを見ているどころか、匿名のヘビーユーザーってけっこういるのではないかと思ってしまう。

悪いことではない。数少ないじぶん時間。誰かに見られることも仕事な彼ら。心身ゆっくりしてほしい。時の流れが遅い若獅子もいる。オケム外野手(20)がいた。注意して見ないと分からないが、やはり歩き方に微妙な違和感がある。

「ありますか、違和感」

靱帯(じんたい)(じんたい)を断裂し、リハビリの日々が続く。でも少しずつ、できる練習は増えている。何かを察したか、自分から言う。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。