11位から出た野村敏京(23)は4バーディー、1ダブルボギーの69で回り、通算7アンダーの206で8位に浮上した。

 12番でティーショットを左に曲げてOB。痛恨のダブルボギーをたたいた。「それも(含めて)ゴルフですから。まだホールも残っていたし、そんなに気にしていなかった」。15、16番の連続バーディーで取り返したが、首位の田仁智(チョン・インジ、22=韓国)が通算19アンダーまで伸ばしており、目標としていたメジャー優勝は厳しい状況。「スコアを考えず、自分のゴルフに集中して楽しくやりたい」と話した。

 第2ラウンドでベストタイの66を出した宮里美香(26=NTTぷらら)は5番パー3でティーショットを池に入れてダブルボギー。後半の3連続バーディーなどでスコアを1つ伸ばし、通算4アンダーの17位となった。最終日に向け「悪いなりにうまくセーブできた。グリーンもフェアウエーも軟らかいので、そこを攻略すれば昨日みたいなスコアが出る。アグレッシブにいきたい」と意気込んだ。