男子ゴルフの三井住友VISA太平洋マスターズ(10日開幕、静岡・太平洋C御殿場C)のプロアマ戦が9日、同コースで行われた。

 賞金ランク2位で、トップの谷原秀人(37=国際スポーツ振興協会)と激しい賞金王レースを繰り広げている池田勇太(30=日清食品)は「グリーン周りの(プレーの)状態が良くない。フェアウエー(からのショット)とグリーンはいいんですけど、グリーン周りとラフが良くない。フェアウエーに打って、グリーンに乗っける、当たり前のことができれば」と話した。

 賞金王争いに加え、現在世界ランク55位で来年4月のマスターズ出場につながる50位以内にも迫っている。「(いい成績を残せば)結果として反映される。活躍すれば、賞金王にも、世界ランクにもつながっていく。どうのこうの、よそ見する必要はない。ただ、自分のゴルフをするだけですよ」と目の前のプレーに集中する。