今季から米女子ゴルフツアーに挑戦している畑岡奈紗(18=森ビル)が7日、成田空港からツアー第2戦・ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン(16日開幕)が行われるオーストラリアへと旅立った。

 空港ではフェニックス・オープンを連覇した松山英樹について聞かれ「すごく刺激になりました。大事な場面でのパッティングなど勝負強さがすごい。私も決めるべきところで決められるようになりたい」と「女・松山」になることを宣言した。

 1月のツアー開幕戦(バハマ)前には飛距離を出すためにトップの位置を高くしたフォームに改造。だがティーショットがばらつき、大会では予選落ちに終わった。

 現在は、スイング改造を一時封印。トップももとの位置に戻して調整している。「スイングは良くなっていると思います。(飛距離と正確性の)両方、良くなってくると思います」と手応えも口にした。

 開幕戦から帰国後、家族で栃木・佐野厄よけ大師を訪れた。「今年1年、健康でしっかりツアーを回れるようにと祈願してきました」。オーストラリアから第3戦が行われるタイ、そして国内開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースが行われる沖縄へと、タフに戦っていく。