谷原秀人は準決勝で世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)と対戦し、1ダウンで惜敗した。その後に行われた3位決定戦ではビル・ハース(米国)に2アンド1で敗れた。

 準決勝は7番までに3ダウンと追い込まれたが、8番でバーディーを奪って反撃を開始。13、14番とアイアンショットをピンに絡めて連続バーディーとし、オールスクエアに戻した。17番で再びリードを許して迎えた最終18番。グリーンを外した相手に対し、谷原のバーディーパットは惜しくも入らず。最後はD・ジョンソンがパーパットを沈め、1歩及ばなかった。

 「最後、やっぱり勝負強いですね。球もやっぱり飛びますし、アイアンもうまいですし、パターも午前中からいいのをスコスコ入れてたんで、全てがうまい選手だなと思いました」と相手の実力に脱帽した谷原。「勝ち目はあったようにも思うので…。ただ、NO・1のゴルフを見られて、すごく楽しかったです」と、いつも通り淡々と話した。

 3位決定戦では、オールスクエアで迎えた7番パー3で最大の見せ場を作った。8番アイアンで自身海外ツアー初のホールインワンを決めた。一時は2アップまでリードを広げたが、後半は疲労からかショットが乱れ始め、生命線のパットもわずかな差で決まらず競り負けた。「勝ちたかったですけど、なかなかグリーンを読み切れなかったですね。パターが全然ダメでした」・悔しさをにじませた一方、米ツアーベストフィニッシュとなる4位でマスターズ切符をたぐり寄せたことには「自分の中ではかなり素晴らしい成績だと思います。満足です」とも話した。

 決勝はD・ジョンソンがジョン・ラーム(スペイン)を1アップで破り、ツアー通算15勝目。出場試合3連勝、メキシコ選手権に続く世界選手権シリーズ連勝を飾った。