男子ゴルフの中嶋常幸(62=静ヒルズCC)が2日、茨城・笠間市のみなみ学園義務教育学校ゴルフ部創設激励会に出席した。
今春から小中一貫の義務教育学校に生まれ変わり、特色のある学校づくりを目指して「県内では初めて。中学課程では全国的にも珍しいと思います」(笠間市教育委員会担当者)という公立校のゴルフ部が生まれた。
03年に森ビルと日本ゴルフツアー機構が中心となって市内の全小学校にスナッグゴルフセットを寄贈したことがきっかけとなり、スナッグゴルフが盛んになった笠間市。地道な活動が実り、昨年日本女子オープンでアマチュア優勝を達成した畑岡奈紗(18)、今季ツアー本格参戦1年目ながら下部ツアーでは早くも優勝を飾っている星野陸也(20)といった同市に縁のある若手有望プロも育ってきた。
畑岡を輩出した「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」を主宰し、ジュニア育成に力を注いでいる中嶋もこの地域でのゴルフの普及、発展に大きく貢献した1人。約70人の生徒を前に講演を行い、自らのゴルフ人生を振り返りながら「強く、優しく、たくましい子になってほしい」と説いた。
その後はゴルフ部1期生となる5人を中心とした生徒と練習場でクラブを握って交流。巧みなプロの技を披露して子どもたちを笑顔にさせると「大事なのは基本の反復とトレーニング」と力説し“第2の畑岡奈紗”“第2の星野陸也”出現に期待を込めている様子だった。

