通算16アンダーで首位に立ち、優勝に王手をかけた成田美寿々(24=オンワードホールディングス)は「20アンダーを目標に、ただひたすらやるだけです」と平常心を貫いた。

 大雨によるコースコンディション不良で約1時間30分の競技中断もあったものの「優勝争いしていることもあるし、4連続バーディーで自分に余裕があった」と安定感十分のラウンドだった。

 4打差の2位には前週のセンチュリー21レディースで優勝した穴井詩(29=ゴルフ5)がいる。仲の良い穴井から「簡単には勝たせないですよ」と言われていることを知り「上から(目線)ですね」と笑顔。最終日最終組で一緒に回ることもあり「私も簡単には追いつかせないですよ。楽しい組になりそうです」と気合を入れ直していた。