今春、札幌光星高を卒業した吉本ここね(18=JGAジュニア会員)が、首位に浮上した。

 1オーバーの10位で出て、4バーディー、2ボギーの70をマークし、通算1アンダー143とした。パッティングが好調で、前半の10番で6メートルのミドルパットを決め、続く11番でも5メートルの距離を沈めて連続バーディー。後半の3番では約10メートルのバーディーパットもねじ込み「すごく入ってくれた。スコアに満足しています」と笑みを浮かべた。

 高校卒業後、地元北海道の桂GCで研修生として練習している。プロテスト受験中も「シードがあったので出たいと思った。タイトルを取りたいので」と今大会の出場を決めたという。残りは決勝ラウンド2日間。「アマなので、この試合を大事に頑張ります」と気合を入れていた。