渋野日向子(27=サントリー)が、得意のメジャーで不振脱出のきっかけをつかんだ。

18位から出た最終日は1バーディー、1ボギーの71で回り、通算イーブンパーの284で17位フィニッシュ。屈指の難コースで、前日の悪い流れを断ち切った。

「スタート(1、2日目)が良かったぶん、こういう終わり方をしてすごく悔しい気持ちでいっぱい。本当に一打一打、一生懸命やった結果がこれだった。まだまだ自分は伸びしろがいっぱいだな、と今は思うしかない」

相性抜群のこの大会で2024年の2位、昨年の7位に続く3年連続トップ10はならなかったが、2日目を終えて首位に1打差3位と優勝争いを演じた。昨年途中から不振が続き、今季は5月のクローガー・クイーンシティー選手権の47位が最高だったが、内容も結果も大きく上回った。

4日間の平均で、フェアウェーキープ率は約68%、パーオン率は約57%、パット数は28・25。ショットの不安定さをアプローチ、パッティングでカバー。グリーン周りの技術は、米ツアー5年で培った武器だ。

スコアを3つ落とし、優勝争いから脱落することになった3日目の後半は、ショットもパッティングも乱れた。ここを修正すれば、今後も上位争いは十分できる力を示した。

次戦は11日開幕のダウ選手権(米ミシガン州)。3年連続で同じ黄金世代の勝みなみとタッグを組み、チーム戦に臨む。

「今週もっと上で終わりたい気持ちもあったが、来週も頑張らないと、KPMG(25日開幕のメジャー第3戦全米女子プロ選手権)にまず出られないので、しっかり2人で力を合わせながら頑張りたい」

2019年全英女子オープンの女王がシードを失って臨む今季に、一筋の光が差し込んだのは間違いない。

【全米女子オープン】スコア詳細はこちら>>>