B2東地区4位の仙台89ERSは66-91で同3位の山形ワイヴァンズに敗れ、新年初公式戦を白星で飾れなかった。ともに13勝15敗で並んでいた同地区対決で、1度もリードを奪えず、完敗した。

 仙台は山形に、11月のアウェー2連敗に続いて黒星を喫した。立ち上がり3Pを含む3連続シュートを決められ、リズムが狂った。第1Q終盤から、チーム最長身211センチの新外国人センター、マーカス・クザン(31)を投入するも、流れを変えられなかった。攻守のリバウンドを支配されパスミスを連発。第2Qの3分過ぎから約4分30秒間、無得点に抑えられ、連続シュートを許した。前半終了時点で23-46のダブルスコア。第3Q7分半過ぎには35-70と差を広げられた。4日に監督交代し、公式戦初采配で黒星を喫した高岡大輔ヘッドコーチ(36)は「選手の力はまだまだある。私が引き出せなかった。明日こそ勝ちたい」と今日21日の同カード2戦目に気持ちを切り替えた。