カーリング女子でLS北見の日本が韓国に延長戦の末敗れ、銅メダルをかけた3位決定戦へ回った。

 初めて4強入りした日本は韓国に対し、第1エンドにいきなり3点を失う苦しい立ち上がり。完全アウェーの雰囲気の中、前半を終え3-6で折り返したが、4-7で迎えた第9エンドに2点を返し、最終第10エンドに追いついた。しかし延長の第11エンドに韓国のスキップ、金ウンジョンにラストショットを決められ力尽きた。

 試合後の藤沢五月は「本当ただ単に悔しいです。粘って粘って最後、チャンスもあった。今思い返せばああできた、こうできたと思ってしまう。やっぱり悔しいです」。会見では涙も見せた。

 3位決定戦は24日、英国と対戦する。男女を通じ日本勢初メダルがかかる。吉田知那美は涙を見せ「泣いても笑っても最後の舞台。日本人で初めてこの舞台に立つという誇りと責任を持って、みんなの気持ちを乗せて一投を決めたいと思います」。最後は勝って笑顔で終わる。