平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の宇野昌磨(20=トヨタ自動車)がフリー197・45点、合計297・94点で2位。SP首位を守ることができなかった。

 最初の4回転ループをきっちり決めたが、続く4回転フリップで珍しく転倒。それでも以降は、ミスを引きずることなくしっかりとまとめたが、1本のミスが響き金博洋(20=中国)に3・01点差で逆転された。

 前日26日の公式練習後、サブアリーナの入り口付近に出ると待っていたのは約30人の現地女性ファン。異国のファンのあまりの熱気に最初は後ずさりも、写真撮影とサインに応じるなど余裕の神対応をみせた。現地の熱狂も追い風に初優勝で、平昌五輪へ弾みをつけたかったが、悔しい結果となった。