フィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を狙う羽生結弦(23=ANA)が、16日午後1時48分から演技を開始するショートプログラム(SP)で、高難度の4回転ループを投入する見通しとなった。競技が開始される午前中に報道陣向けに配布された演技予定表には4回転ループを示す「4Lo」の表記があった。

 昨年11月の右足首負傷の影響から、ぶっつけ本番になる今大会。どこまで難しい4回転ジャンプを跳ぶかが注目されていた。13日の会見では4回転ループの導入には言葉を濁していたが、15日の公式練習後には意志を問われて、「はい」と答えていた。

 予定表ではSPで跳ぶジャンプは4回転ループ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トーループ+3回転トーループとなっている。