ショートプログラム(SP)で首位の羽生結弦(23=ANA)が、フリーで206・17点をマークし、合計317・85点で14年ソチ五輪に続き、金メダルを獲得した。男子の連覇は実に66年ぶりで、日本人として冬季の個人種目での連覇は初の快挙。

 06年トリノ五輪金メダリストのプルシェンコ氏(ロシア)は、羽生の2連覇について「ユヅルのことがとても誇らしい。なんてチャンピオンなんだろう」と自身のインスタグラムで称賛した。銀メダルの宇野にも触れ「ショウマおめでとう」と祝福した。プルシェンコ氏は羽生が「絶対王者」として憧れてきた存在。羽生が昨年に右足首を負傷しても、同氏は羽生の2連覇を予想していた。