平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が26日、日本選手団の一員としてチャーター機で帰国した。成田空港では、1000人を超えるファンの熱烈な祝福を受けた。

 平昌五輪大会組織委員会の関係者は、羽生が、演技後に客席から投げ込まれた多数の「くまのプーさん」のぬいぐるみを地元の子どもらに贈ったことを明らかにした。聯合ニュースが伝えた。贈られたのは、リンクに投げ込まれた花束などの贈り物を拾い集める係を務めた子どもたちや大会ボランティア。組織委関係者は「子どもたちはとても喜び、大きな贈り物になった」と語った。羽生は五輪での演技後、地元に寄付する考えを示していた。