女子の村田愛里咲(行学学園教)は9位で11日の決勝に進んだ。

 女子唯一の代表・村田は74・13点の9位で決勝へ進んだ。長年悩まされている腰は大会前から痛みが再発。練習でも満足に滑れなかったが「気合」と吹っ切れた。第1エア後のターンは乱れたが「攻撃的に滑れた」と笑った。レース後は五輪5度出場の上村愛子氏と抱き合って、喜びを分かち合った。14年ソチ五輪では決勝直前の練習で左膝全十字靱帯(じんたい)損傷し、無念の棄権。「本当に悔しい思いをして、ここまできた」と話した。