【アナリストから転身】DeNA中井大介2軍外野守備走塁アシスタントコーチの現在地

DeNA中井大介2軍外野守備走塁アシスタントコーチ(34)が、今季から指導者としての人生をスタートさせました。21年シーズン限りで現役を引退し、22年からDeNAのゲームアナリストに転身。2年間務め、昨年10月にコーチングスタッフ入りが発表されました。キャンプ、教育リーグを経て、イースタン・リーグ開幕から約1カ月が経過。中井コーチの「今」に迫りました。

野球

◆中井大介(なかい・だいすけ)1989年(平元)11月27日、三重県生まれ。宇治山田商では3年夏に甲子園出場。07年高校生ドラフト3巡目で巨人入団。09年9月11日広島戦で平成生まれの選手初となる本塁打。18年オフに戦力外を受け、19年からDeNAでプレー。21年限りで現役引退。通算506試合出場、16本塁打、65打点、打率2割4分3厘。引退後はゲームアナリストを経て、24年からDeNAにコーチとして復帰。現役時代は183センチ、90キロ。右投げ右打ち。

「球場には朝6時半に来ています」

――2月の鹿児島・奄美キャンプからコーチ生活がスタートしたが、変化は

コーチとしてはゼロからのスタートなんで、2カ月、3カ月で何か自分が成果を出したりとかっていうのは難しいというか、まだまだ日々勉強中っていう感じですね。

――試合が行われる日の1日の流れは

今、(ファームの)試合前の練習の流れっていうのが、ポジション別で動くっていうスタイルでやってるんで、僕の場合は朝のバッティングの自由時間が終わった後からは外野手のみで、キャッチボールして守備練習して、バッティング練習するっていう流れで、外野手の練習にずっと携わってるっていう感じです。

――ホームでの試合日の球場入りや帰宅時間は

球場には6時半ぐらいに来てますね。帰るのは日によりますけど、ゲームの日だと8時ぐらいとかに帰ります。

帰宅後は1軍のゲームがある日だと試合を見たり、2軍の試合ももう1回見たりとか、もちろん試合後にすぐ振り返りもしますけど、プレーを映像でもう1回見てから、次の日にまたコミュニケーションを取ったりすることもあります。選手のためでもあるし、自分のためにもやらなきゃいけないというのはあるんで、そこは毎日欠かさずやるようにはしています。

本文残り70% (1788文字/2549文字)

兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。