ロシア・オリンピック委員会は1日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)がロシア選手28人について、ソチオリンピック(五輪)でのドーピング違反を認めず、国際オリンピック委員会(IOC)による五輪永久追放処分を取り消したことに関連し、うち15選手に対して平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)への招待状を2日までに送るよう要請した。

 15選手はソチ五輪のノルディックスキー距離男子50キロフリーで金メダルのアレクサンドル・レグコフや、スケルトン男子で金メダルのアレクサンドル・トレチャコフら。IOCはCASの裁定が出ても「28選手の平昌五輪出場を認めるものではない」との声明を発表している。