米有力紙ニューヨーク・タイムズが7日付の紙面で平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)に出場するアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」の特集記事を掲載し、「愛すべきアンダードッグ(勝ち目がなさそうなチーム)が、メダリストという新たな称号を目指す」との見出しで紙面を大きく割いた。

 FW足立やGK藤本の経歴を紹介し、4年前のソチ大会では未勝利に終わっただけに、メダル争いをして競技をメジャーにしたいとの願いを伝えた。そのためにDF竹内がカナダでプレーしたことなども紹介した。

 ソチ五輪最終予選を勝ち抜いた際の逸話も詳報。初戦の当日にカナダ人のマクラウド・コーチ(当時)が雪合戦をさせて緊張をほぐし「笑顔でやった方がいいプレーができる」と選手たちに諭したのが「スマイル」の始まりだという。