国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)は15日、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の出場枠を発表し、日本はスケルトン男子で2枠を確保した。

 高橋弘篤(33=システックス)と宮嶋克幸(22=仙台大)が出場する見通し。14日に発表された世界ランキングの上位選手から選出され、高橋は現在28位で、14年ソチ五輪に続く五輪代表となる。宮嶋は16年の全日本選手権王者で、現在44位。19日の理事会の承認を経て、正式に平昌五輪代表に決定する。

 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の久田一郎事務局長は16日、「国際連盟から、スケルトン女子は補欠の2番目、ボブスレー女子は補欠3番目との連絡を受けた。今後、出場枠を得ているほかの国や地域が出場枠を辞退すれば、可能性はある」と話した。ボブスレー男子は、1972年札幌大会以来の連続出場が12で途切れることとなった。