平昌冬季五輪の開幕前日となった8日、日本選手団の先陣を切ってノルディックスキー・ジャンプ男子がスタートした。

 史上最多8度目の冬季五輪に臨む葛西紀明(45=土屋ホーム)ら日本勢4選手がノーマルヒル予選(上位50人)を20番手で通過し10日の本戦進出を決めた。

 葛西は98・0メートル、鋭い飛び出しからK点まで伸ばしテレマーク姿勢も決めた。

 伊東大貴(32=雪印メグミルク)は93・5メートルが31番手、小林陵侑(21=土屋ホーム)は98・0メートルは21番手、昨年11月のワールドカップ(W杯)で初優勝し、好調の小林潤志郎(26=雪印メグミルク)は101・0メートルで18番手で予選をクリアした。