ソチ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ銀メダリストで、平昌五輪同代表の平野歩夢(19=木下グループ)が6日、韓国・金浦空港に到着した。

 世界のトップ選手が集結する1月のXゲームで優勝し、弾みを付けて、2度目の五輪に乗り込む。試合会場は冷え込みが強い。固すぎるパイプは「好きじゃない」という。それでも金メダルを期待される男は「ずっとやれることはやってきた。あとは高い位置を目指す中で、自分らしい滑りができればいい」。淡々と話す表情の中に、自信がみなぎっていた。