スケート王国オランダの公共テレビNOS電子版は21日、平昌冬季五輪(ピョンチャン・オリンピック)のスピードスケート女子団体追い抜きでオランダが日本に及ばず2位に終わったことについて「日本勢に勝てると希望を持っていたが、レベルの高さを見せつけられた」との自国選手の談話を伝え、日本の勝利を称賛した。

 NOSは「日本女子は今季、世界選手権でとても強かった。世界記録を出していた」と紹介。日本のスピードスケート女子を率いるオランダ人コーチ、デビット氏の「歴史的金メダルだ」との声や、1500メートル銅メダリストのレーンストラ選手の「私たちは全力を出し切った。日本のタイムには及ばなかった。彼女らがただ優れていた」といったコメントも伝えた。

 全国紙フォルクスクラント電子版も21日、高木姉妹を中心とした日本チームは世界記録更新を連発し「負け知らずだ」と強調した。