東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(20=ルネサンス)が、専門外の100メートル背泳ぎで1分2秒02を出して優勝した。

予選は4組に登場。前半を30秒82の3番手で折り返し1分2秒65で同2着で決勝に進出していた。

22日には、昨年8月の白血病からの復帰後初めて200メートル自由形に出場。2分8秒44で大学生以上のカテゴリーで16位となって、上位10人の決勝に進めなかった。西崎コーチは「今後に向けて、状態を確認するために出場しました。200メートルは練習もしておらず、正直、手探りな状態でしたが、これをきっかけにスタートしていきたい」とコメントしていた。

池江は4月の日本選手権以降、5月9日に短水路(25メートルプール)で行われた「千葉県水連公認大会」に出場。1日6レースを泳いでいた。日本代表活動の一環で出場した今大会は約1カ月半ぶりの長水路(50メートルプール)でのレースだった。