ロッテ西川史礁「2年目のジンクス」破れるか あの大打者の場合は/物語のあるデータ

「2年目のジンクス」を打ち破れるか。ロッテ西川史礁外野手(みしょう=22)の今季に注目しよう。昨年、打率2割8分1厘、3本塁打、37打点の好成績で新人王に輝いた。過去、同タイトルは投手の受賞者が多く、打者としては19年セの村上宗隆(当時ヤクルト、現ホワイトソックス)以来のこと。そんな西川は、春季キャンプ早々に右腕を故障、いきなりの試練に見舞われた。開幕に間に合うというが、目指す首位打者、2ケタ本塁打に届くのだろうか。

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上々の結果から3日後、想定外の試練


春季キャンプ前半、思わぬ事態に見舞われた。西川が2月10日の守備練習中、利き腕である右腕を痛めた。診断は「右前腕屈筋損傷」。スローイングが可能となるのは3週間後だという。選出されていた侍ジャパンのサポートメンバーからも外れた。


7日 ライブBPで左前打を放つロッテ西川。投手木村

7日 ライブBPで左前打を放つロッテ西川。投手木村


7日のライブBP(実戦形式の打撃練習)では木村優人から3安打した。中、右、左と打ち分けた。「1番よかったのは左前打。まっすぐを引っ張り切れたので。3方向にしっかり打てたのはプラスになってくる」。上々の結果を喜んだ3日後に、想定外の試練が待っていた。


新人王は2リーグ制となった1950年に設けられ、昨年まで142人(セ72人、パ70人)が選ばれている。うち投手が97人と圧倒する中、野手としては45人目、6年ぶりの選出となった。

西川は2年目の目標に全試合出場を挙げ、さらに首位打者と2ケタ本塁打を付け加えた。相手からすれば、そんな活躍をされてはたまらない。対策を講じてくる。前年と同レベルでは、はね返されてしまう。「2年目のジンクス」が見え隠れする。


新人王野手 翌年成績がすべて上回ったのは44人中わずか3人



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徳島・吉野川市出身。1974年入社。
プロ野球、アマチュア野球と幅広く取材を続けてきた。シーズンオフには、だじゃれを駆使しながら意外なデータやエピソードを紹介する連載「ヨネちゃんのおシャレ野球学」を執筆。
春夏甲子園ではコラム「ヨネタニーズ・ファイル」を担当した。