ファウル疑いリクエスト→三塁打が本塁打に 思い出した45年前/物語のあるデータ

三塁打とした判定にリクエストを求めると、本塁打になって返ってきました。ロッテ・サブロー監督(50)のアピールが思わぬ検証結果を招きました。8月11日のソフトバンク戦、牧原大成内野手(33)が放った一打がそれです。ファウルを疑う要求に、ビデオの目はホームランゾーンを示すライン直撃の打球を映し出しました。判定への異議がもたらした珍事です。まだビデオでの検証などなかった時代、振り逃げの判定に抗議が出て、打ち直すや、本塁打が飛び出すシーンがよみがえりました。

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ソフトバンク対ロッテ 1回裏ソフトバンク1死二、三塁、牧原大成の打球は右翼ポール際へ(撮影・林敢治)=2026年8月11日

ソフトバンク対ロッテ 1回裏ソフトバンク1死二、三塁、牧原大成の打球は右翼ポール際へ(撮影・林敢治)=2026年8月11日

ファウル疑ったら本塁打 一転4失点の誤算


打った牧原大本人でさえ「予想外」という結果になった。「頼むからフェアであってほしいという気持ちだけ」で検証の行方を待ったという。


ソフトバンクは1回、1点を奪い、なおも1死二、三塁と攻める。次打者の牧原大がロッテ河村説人の速球をとらえると、打球は右翼ポール際のフェンスを直撃した。2者が生還し、打者走者も三塁を陥れた。

ソフトバンク対ロッテ 1回裏ソフトバンク1死二、三塁、牧原大成は右越えに打球を運び三塁に到達する(撮影・林敢治)=2026年8月11日

ソフトバンク対ロッテ 1回裏ソフトバンク1死二、三塁、牧原大成は右越えに打球を運び三塁に到達する(撮影・林敢治)=2026年8月11日

ここでサブロー監督が動いた。吉本文弘球審にリクエストを求めた。今年から球場内ではなく、都内のNPB事務局にあるリプレーセンターで映像が検証されている。その結果が伝達された。

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徳島・吉野川市出身。1974年入社。
プロ野球、アマチュア野球と幅広く取材を続けてきた。シーズンオフには、だじゃれを駆使しながら意外なデータやエピソードを紹介する連載「ヨネちゃんのおシャレ野球学」を執筆。
春夏甲子園ではコラム「ヨネタニーズ・ファイル」を担当した。